リサイクロン発電プラント
建設系廃材からバイオマス発電へ
リサイクロン(バイオマス)を利用して、火力発電をするプラントです。
電力は国が定めたFIT(固定価格買取制度)に基づき、一定期間電力会社が買い取ります。
- 原材料ブロック(リサイクロン)を投入
- 乾留燃焼させてガスを発生させる
- ガスをボイラーで燃焼させる
- ボイラーで水を温め水蒸気化する
- 水蒸気を使いタービンを回して発電する
- 電力は売電し、水蒸気は復水して再利用する
バイオマス発電について
発電に使われる原材料の熱量60%以上をバイオマス由来としていれば、バイオマス発電とみなされます。
リサイクロンはバイオマス由来材料(廃木材、紙、ビニールなど)が60%以上になるように配合されています。
FIT価格について
FIT価格におけるバイオマスは発電の買取価格は17円+税、調達期間は20年間となります。
一般木質バイオマス・農産物の収穫に伴って生じるバイオマス固体燃料 | 農産物の収穫に伴って生じるバイオマス液体燃料(入札制度適用区分) | 建設資材廃棄物 | 廃棄物・その他のバイオマス | ||
10,000kW以上 (入札制度適用区分) | 10,000kW未満 | ||||
2019年度 (参考) | 入札制度により決定 | 24円+税 | 入札制度により決定 | 13円+税 | 17円+税 |
2020年度 | |||||
2021年度 | ― | ― | ― | ||
調達期間 | 20年間 |
事業損益とメリット(リサイクロン製造+発電プラント)
① 純利益率は30%台が想定されます。
本発電プラント導入によって売電が可能となりますので、今迄外部廃棄物処理業者へ再委託していた費用は不要となり、大幅な事業損益の創出が可能です。
② 2050年、二酸化炭素ゼロへ先導的に寄与します。
本発電プラントでは二酸化炭素を排出しませんので、政府設定目標を積極的に先導する事が可能です。
③ 戦略的先行投資が可能になります。
この事業によるキャッシュフローの蓄積は、人口減少による産業廃棄物処理業の経営危機打開へ、戦略的な事業開拓を余裕もって実現することが出来ます。
④ 労働環境改善、業務品質改善が可能になります。
従来、十分に実現できなかった、従業員への待遇と教育、職場環境の改善が可能となり、安定した雇用確保と業務の品質を高めることが出来ます。